みなさん。
こんにちは。金融系エンジニア兼コンサルタントのtakaponです。
最近こんなこと聞かれました。
就職、転職するには大企業がいいんですか。
やっぱり年収が高いのは大企業なんでしょうか。
結論
大企業だから高年収が保証されているわけではありません。
中小企業でも年収が高い企業はいっぱいあります。
大事なのは、粗利を何人で稼いでいるかです。
1.10万円の粗利を10人で稼ぐ企業。
2.10万円の粗利を2人で稼ぐ企業。
1は1人あたり1万円の粗利になります。
2は1人あたり5万円の粗利になります。
それを給料や報酬として分配すると
1は1万円しかもらえません。
2は5万円もらえます。
外から見ると、1の企業は2より、8人多いので、
1は2より大企業になります。
2は中小企業になります。
どちらがいいでしょうか。
2のほうが粗利が出て儲かっています。
ですので、従業員が多いと報酬が多いわけではないんです。
売上とか従業員の数で就職先、転職先を決めるのはやめましょう。
でも大企業ってなんか給料いいってよく聞きますよね。
そうなんです。
儲けている大企業も世の中にはいっぱいあります。
大企業かつ儲けている企業はなにが違うのでしょうか。
1.大企業がゆえに天才的に稼いでいる人がいる。
1人で数億稼いでいるなんでいう人もいます。
2.もともと儲かるビジネスモデルをやっている。
大企業の資金力を活かして大企業しかできないような
ビックプロジェクトをやっている。
3.国、地方自治体のプロジェクトをやっている。
国とか地方自治体のシステム導入、保守などをやっている。
これだけのプロジェクトやっていたら、儲からないわけないですよね。
では、一方で儲かっていない大企業はどのような企業があるのでしょうか。
1.社員が必要以上に多い
30人でできる案件を100人くらいでやっている。
70人分が余計ですが、必要と思い込み、取捨選択できず、粗利を出さない。
2.交渉力がない
100万円もらうべき案件を値下げされ70万円程度で受注している。
価格競争に巻き込まれると資金力の高いほうが勝ちます。
ではここで将来厳しいであろう業界について記載したいと思います。
今後厳しいのは価格競争に巻き込まれている業界です。
単純な作業は機械がやる時代です。
飲食のオーダーなどは今やタッチパネルが主流ですよね。
会計も伝票読んで自動化しているとこもありますよね。
価格を下げないと売れないものやサービスを展開している業界は
いずれ機械がやることになります。
自分の仕事が機械ではできないことですか。
少しでも機械ができないことをしないと将来は厳しいかもしれません。