大規模システム案件で障害が起きたら、だれが責任とるの?
こんにちは。金融系エンジニア兼IT,経営コンサルのtakaponです。
今回は大規模システム案件をやっていてわかったことを書こうと思います。
どこかのメガバンクさんで何回かシステム移行で障害起きていましたね。
なんで障害が発生するのでしょうか。
たくさん予算を使っているのに!
と思う人多いと思います。
でもエンジニアさんとか運用さんとかはビジネスパートナーの方が多いです。
つまり自社のエンジニアでないんです。
しかも発注側にお金を取られてエンジニアさんにはお金がいかない仕組み。
それじゃスキルのあるエンジニアさんは集められないですよね。
私がいたプロジェクトでも、大規模システム移行があり、
エンドユーザーさんが言ったことを上司の方は間に受けてやろうとするんですよ。
つまり、いらないと分かっている作業をやらせるんです。
エンドユーザーさんが言っているから。
でも要らない理由を伝えているPMさんはほとんどいません。
いいなりです。
だから工期が遅れて、焦って作って、障害起こす
の流れに自然とたどり着くわけです。
でここで問題なのは、責任をだれがとるのか?
エンドユーザーさん⇒システムには詳しくないのでここはシステムの責任でしょ。
PM⇒エンドユーザー様に言うとおりに作業しました。
エンジニア⇒PMの言うとおりに作業しました。
まさに責任の擦り付け合いです。
PMの立場の結論からいうとPMが悪いです。
エンドユーザー様に分かるよう説明に判断してもらうのが仕事だからです。
だから、エンドユーザー様が言ったからではなく、判断できるだけの資料をエンドユーザー様に
提示しなかったPMの責任です。
世間には名ばかりPMの多いこと。